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再生医療事業

REGENERATIVE MEDICINE

幹細胞培養上清液:製造・販売

Product development

自社の培養施設にて脂肪幹細胞の培養を行い、
生成された幹細胞培養上清液の販売を行なっています。

幹細胞培養上清液とは

幹細胞は培養した際、「成長因子」と呼ばれる様々な種類の生理活性タンパク質を放出しています。幹細胞培養上清液とは、幹細胞を培養した際に生成された「成長因子」を多く含む液体(上澄み液)のことを言います。
最近の研究では、幹細胞から分泌される「成長因子」などの生理活性物質は500 種類以上もあり、体内にある再生能力の高い細胞にはたらきかけることで組織の再生を促すなどの効果が期待できることが分かってきています。


幹細胞培養上清液生成の流れ



 

“確かな安全” 4種の安全性試験により徹底した品質管理を行っています。

細胞培養加工施設では、安全性・信頼性を保証する為に、高いレベルで製造管理および品質管理を行っています。

ヒトウイルス試験

(リアルタイムPCR 法試験)

細胞加工医薬品の品質及び安全性に関する指針において試験が推奨されているヒトウイルス(HIV1、HIV2、HCV、HBV、HTLV1&2、ParvovirusB19)の試験を行っています。
試験検体を遠心して回収した細胞から、NucleoSpin RNA を用いてDNA/RNA 同時回収手順により核酸抽出を行い、各ウイルスの配列に特異的なプライマー/プローブセットを用いて逆転写/リアルタイムPCR によりウイルスの存在を判定します。

無菌試験

(ガス測定法/ バクテアラート法試験)

培養時に増殖するカビなどの好気性の細菌、また酸素を必要としない嫌気性の細菌の測定を行っています。
無菌試験装置バクテアラートを用いて、試験用培地に試験検体を接種後、32.7℃、7日間の条件で培養し、菌の増殖性から無菌性を判定します。また、阻害確認試験として、試験用培地に試験検体と各種標準菌を接種し、試験検体と同様の培養を行い、標準菌種も生育が認められ、阻害がないことを判定します。

マイコプラズマ否定試験

(リアルタイムPCR 法試験)

マイコプラズマは、自己増殖能のある最も小さな微生物、生物学的には、細菌に分類されるもので、肺炎などを引き起こす事でも知られています。
小さすぎる事と細胞壁を持たないため、観察が難しい細菌のため、MycoSEQMycoplasma Detection Kit を用いて、検体及び検体に陽性コントロールDNAを添加したものからDNA抽出を行い、マイコプラズマ特異的プライマーを用いてリアルタイムPCR法によりマイコプラズマの存在を判定します。

エンドトキシン試験

(エンドセーフ法試験)

エンドトキシンは、パイロジェン(発熱性物質)の一種で、発熱作用、致死毒性など の生物活性があります。
検体をEndosafe-PTS カートリッジJP に添加し、エンドトキシン測定装置にて測定を行い、カートリッジに組み込まれたエンドトキシン標準品を指標に、エンドトキシン標準品の添加回収率、及び検体のエンドトキシン濃度の測定を行います。


 

幹細胞培養上清液に含まれる生理活性タンパク質“成長因子”


※クリックで大きい画像が開きます

 EGF  上皮増殖因子
多様な細胞に働きかけ、細胞の成長、増殖の調整、修復に関与し、新しい細胞の生成を促進するアミノ酸から形成される成長因子。

 VEGF  血管内皮増殖因子
血管新生に重要な役割を果たす成長因子で、細胞の分裂や分化などを誘導し、その結果、既存の血管から枝分かれした新たな血管が形成される。

 TGF-β  トランスフォーミング増殖因子
細胞増殖、成長、分化や運動性を調節し、細胞組織の再構築、創傷治癒、炎症、免疫などにも重要な役割を果たす成長因子。

 HGF  肝細胞増殖因子
タンパク質の合成と貯蔵、炭水化物の変換、コレステロール、外生物質の解毒、変性、排出に関与する肝細胞の増殖を促進する成長因子。

 KGF  ケラチノサイト増殖因子
分裂促進因子で血管新生及び創傷治癒の作用があり、髪の毛や皮膚が形成される際に必要なケラチンの生成をアシストする成長因子。

 IGF  インシュリン増殖因子
細胞増殖・分化促進、タンパク質同化など多岐にわたり作用し、思春期に多く分泌される成長ホルモンによって生成される成長因子。

 PDGF  血小板由来増殖因子
上皮細胞や内皮細胞など様々な細胞によって産生され、間葉系細胞の遊走および増殖などの調節に関与する成長因子で、損傷組織の増殖再生を促進。

 TIMP  MMP 阻害因子
MMP による組織コラーゲンやエラスチンの分解を抑制し、繊維化が生じる事を防ぐ。
※MMP(マトリックスメタロプロテアーゼ)とは、コラーゲンやプロテオグリカン、エラスチンなどの細胞間にあるタンパク質を分解する酵素の一種で、異常発現すると癌や炎症、多発性硬化症や歯周病など様々な疾患の発生に関与すると言われています。

 FGF  線維芽細胞増殖因子
血管新生、創傷治癒、に関係する成長因子の一種で、広範囲な細胞や組織の増殖や分化の過程において重要な役割を果たす。

 IL-7  インターロイキン7
生理活性物質の一つで、細胞増殖を促進し、生存、増殖、および成熟に重要な調節因子。

 GM-CSF  顆粒球単球コロニー刺激因子
細胞の生存および活性化を促進し、多能性造血幹細胞に分化を促す造血成長因子、免疫調節因子として機能する成長因子。

 EPO  エリスロポエチン
赤血球の産生を促進する造血因子の一つで、主に腎臓で産生される成長因子。

 TSG-6  抗炎症液性因子
炎症を抑えるほか、動脈硬化に対する治療薬として着目されている成長因子。

 TPO  造血因子
血小板の前駆細胞の増殖および分化に関与する造血因子で、造血系細胞の産生に重要な因子であると考えられている。


 

AD. Stem Cell の幹細胞上清液は、このような治療に用いられています。

糖尿病

疼痛緩和(腰痛・関節痛)

美肌

育毛・発毛

アンチエイジング

幹細胞培養上清液は、このような効果も期待できます。

ダイエット

疲労回復・免疫力UP

凝り

痺れ

不妊

冷え性

ED

尿漏れ

 

脂肪幹細胞培養上清による糖尿病治療データ

脂肪幹細胞培養で得られた培養上清により、糖尿病治療を行いました。下記に培養上清による治療結果を示します。


図は、糖尿病患者(上図)と健常者(下図)の脂肪幹細胞培養上清投与による血糖値の変化(点滴前後)を示しています。
青色棒が点滴前、ピンク色棒が点滴後の血糖値(mg/dl) を示します。上図、下図ともに上清点滴により、血糖値の減少が認められます。グラフ最右側に、各者の血糖値の平均値を示しています。
糖尿病患者の点滴前の平均血糖値は、健常者より70 前後増加しています。
上清点滴による血糖値変化では、両者ともに点滴前後で30 程度の減少となり、上清が糖尿病患者と健常者へ類似の作用をしています。


次に、脂肪幹細胞上清によって血糖値が変化する背景にある状態を把握するため、インスリン値を測定しました。右ページ図は、糖尿病患者(上図)と健常者(下図)の脂肪幹細胞培養上清投与によるインスリン値(μU/ml) の変化(点滴前後) を示しています。青色棒が点滴前、橙色棒が点滴後のインスリン値です。上図、下図ともに上清点滴により、インスリン値の増加が認められます。グラフ最右側に各者のインスリン値の平均値を示しています。糖尿病患者の点滴前の平均インスリン値は、健常者より18 程度増加しています。
上清点滴によるインスリン値変化は、糖尿病患者で25 程度少なくなっています。

以上の結果から、脂肪幹細胞上清により糖代謝が改善する可能性があります。

※脂肪幹細胞培養施設AD. Stem Cell とC & G 銀座クリニックは共同研究で脂肪幹細胞上清点滴による血液検査結果のプログラム解析を行い、クライアントの糖代謝状態を評価するシステムを構築しました。
AD. Stem Cell の培養上清を利用する時に得られる血液検査結果を、その都度、プログラム解析して、点滴効果を確認できるような血液検査解析報告を行います。 特許出願中 


 

脂肪幹細胞培養上清による、その他の治療

脂肪幹細胞培養上清による糖尿病治療、疼痛緩和治療などの内科的な治療のほかに、フェイシャルリンクルケア(脂肪幹細胞上清による真皮幹細胞刺激でコラーゲン再生)、脂肪幹細胞上清による頭皮の毛包幹細胞刺激で発毛、育毛治療も可能となります。